2016/06/13

[旅行]諏訪・清里 3日め

,
諏訪・清里の旅行記の3日め、最終日です。
(1日めはここ2日めはここ。)

この日は、清里からまきば牧場、八ヶ岳倶楽部とバスで巡っていき、甲斐大泉温泉に浸かって、帰途に付きました。

  清里ピクニックバスなるものに乗るため、まず清里駅に戻ってきました。高原の朝はとても清々しいですね。ちょっと帰りたくなくなりました。
  駅前は…相変わらず閑散としていますが、地元の方たちが朝市をやっていました。朝市と言っても高原野菜ではなくフリーマーケットのよう。清里駅は、駅前にちゃんとした公衆トイレが設置してあるところが優秀。

  駅前を少し散歩。昔はロケ地になり若者が押し寄せたというポット型のカフェなどを見ました。その先の清里屋といい、どこも閉まっている…(清里屋は、自分が子供の頃訪れていた時にはまだ営業していたような。半地階にはジャンク屋があった気がする)。
  新しいお土産屋さんとして、おやき屋さんとかが出ていました。おやきは長野の特産なのでまだ分かるんですが、あの温泉街とか何処にでもある箸屋さんは一体何なんだろう…。清里駅前にブティックのお店を出すのも謎だ…。高原補正で買う人がいるのだろうか。

 メルへンといえば聞こえがいいですが、日本の緑豊かな自然の中に洋風の建物が並んでいる光景は、どうも自分には不自然に思えて苦手です…。やはり茅葺屋根の農家とかが似合う。
朝の清里駅前。閑散としている…。
お土産やさん。
上空をゆく飛行機。どうも清里上空は空路があるのか、よく飛行機を見た。
ポット型のカフェ?日本の緑には合っていないような…。
清里屋。
駅前の踏切から見る八ヶ岳
清里屋その2。
ポッポ清里。閉店している…
清里ピクニックバス
東沢大橋付近から見た八ヶ岳。
まきば公園でピクニックバスを降ります。ここは動物と触れ合えることがウリの広大な公園で、山羊やら羊やらポニーやらがのんびり草を食んでいます。確かに都会だと山羊ってあんま触れない…。意外と毛がゴワゴワしているんですね。何より、広くて開放的なのが休暇に来た感じがしてよかったです。適当に見て1時間弱でした。
 売店で、チーズケーキをお土産に、あとほうとう饅頭なるものを買って食べてみました。そこまで中身はほうとうではなかった…。
八ヶ岳の方向
山羊。1m程度の鎖に繋がれているが、本人は不自由していなさそう
羊。凄い。自分が人間として居るのが馬鹿らしくなるくらいのんびりしている。
眠そう。刈りたい。
だらけ(沈没)具合が羨ましい
ここはポニーの放牧場、ここだけは中に立ち入れない。
多分奥秩父の方
駐車場付近から見た八ヶ岳の拡大。近くからだとアルプスに劣らず険しく見える。
まきば公園入口
ピクニックバスのバス停。
次に、またピクニックバスに乗って八ヶ岳倶楽部へ。ここは、ガイドブックによれば森の中の散歩道があるとか。実際行ってみたら10分程度で見回れる木道だった。
 お腹が減っていたので、併設のレストランでお昼ご飯を食べることにしました。サンドイッチかパスタの他は単品といった構成のメニュー。ちょっとお高めなのが痛いかも。

 八ヶ岳倶楽部ではこの他、各地の芸術家の作品も売っていました。八ヶ岳ってアーティストにとってはいい場所なんですかね、こういうのをよく見かけました。自分たちは芸術作品を買いに来たわけではないので買いませんでしたが…。

お昼のパスタ。
八ヶ岳倶楽部からは、甲斐大泉駅に向かいます。次のバスが45分後くらいだったので、それならと歩いてみることにしました。徒歩だと駅まで30分かかるのでなかなか大変でした…。
 沿道にはカフェやレストランの看板がいくつもあったので、ご飯を食べるならそういったところに行くのもいいかなと思いました。ただ、道から少し入ったところにあるのが難点ですが…。
ちょっと下ったところにあるカレー屋。行列ができていた。

青もみじが新緑で綺麗。たまにこのF値ガン下げの写真も撮りたくなる。
すごい古い看板、まだこの会社あるんだろうか
電電公社時代の看板。
沿道にはちらほらとレストランが。
沖縄ほどではないけれどまっすぐな道
他人の家を撮るのはどうかと思ったけれど、これもまたすごいお家。
昭和の北海道のアパートみたいな光景。
社宅だろうか?トイレから青いパイプが伸びるの、初めて見たよ
隣は小海線
30分程歩いて、やっと甲斐大泉駅に着きました。この駅、てっきり無人だと思っていたんですが、有人駅だったんですね。しかも駅員さん2人いらっしゃいました。びっくりです。
 駅前はタクシーが1台止まっているだけ。時間が止まっているよう。駅前にコンビニがあるわけでもなし。次の列車まで時間があったので、眺めがいいという近くの温泉「パノラマの湯」に行ってみることにしました。パノラマの湯までは徒歩5分程度です。
甲斐大泉駅。白樺が高原チック。
駅前、歩いてきた方向。
パノラマの湯は程よい温度で良かったです。敢えて言うなら、公式HPの写真を撮った時期から木が成長したらしく、一部展望が効かなくなっている点くらいか…。でももっと流行っていいのになあと思うような施設でした。
近くのパノラマの湯に来てみました。
さて、甲斐大泉からは小海線で小淵沢まで行き、中央本線で帰途に着きます。小海線は、GW等に増発される「八ヶ岳高原列車」なるものに乗りました。車両は普通ですが、小淵沢~野辺山間で往復運転されていて、本数が増える分、列車で観光するには便利です。
 小淵沢駅はあまり何もない印象だったのですが、駅の売店は結構充実していたんですね、御見逸れしました。喫茶スペースもあって○。この日は朝からコーヒーが飲めていなかったので、しっかり補給しました。

 小淵沢からの交通手段ですが、最初は中央道の高速バスで帰ろうと思っていました。しかし、例のごとく「ホリデー快速ビューやまなし」があると知り、運賃もそちらのほうが安く、渋滞のリスクも無いのでホリデー快速で帰ることにしました(ハイウェイバスの人には申し訳ないなあ…出発まで未決済ならキャンセル料0なのも凄いと思う)。
 このホリデー快速ビューやまなしなんですが、八ヶ岳からの帰宅時に乗った時は凄い混んでいたので、今回も座席取りに奮戦しないといけないかと若干不安だったのですが、GW中日だったからか空いていました(流石に甲府からは混み始めた)。
 席を確保するという意味では指定席もあるのですが、ホリデー快速の車両は自由も指定も変わらずリクライニングができない…なので自由でいいやとなりました。
乗ってきた小海線
小淵沢駅から見る甲斐駒ケ岳・鋸岳
ここも改良工事するんですね。
そう、小淵沢は何度か通っていたのですが、ついにここも改良工事をするんですね。今までホームの端からエスカレーターなしの階段を登り降りしていて、自分はいいですが年配の方など大変だろうと思っていたんですが。待合室も休日の午後などごった返していますし。便利になるといいなあ。
ツバメの巣
ホリデー快速ビューやまなしの2階席。リクライニングできないのだけがつらい。
リクライニングできないのはネックでしたが、やはり電車だけあって静かで快適でした。安いですしね。早くお金持ちになって特急に乗りたいです。おしまい。

今回行けなかったところ

清里で他に有名なところですと、

  • 美し森
  • 清里高原チーズケーキファクトリー
野辺山まで足を伸ばすなら

  • JR鉄道最高地点
  • 野辺山宇宙電波観測所
などでしょうか。チーズケーキファクトリーは、多分清里のスイーツの中でも一番おいしそうなのが揃ってるみたいです。車があれば行きたかった。
 後、清里には自然派を謳う僕にはよくわからないアートギャラリーがいっぱいあるみたいです。

 甲斐大泉周辺では
  • 仙人小屋
くらいでしょうか…。小淵沢付近だとアウトレットにリゾナーレ等あるみたいですが。旅行先でまでアウトレット?と思う派なので自分は挙げませんでした。
 仙人小屋、ここは熊や鹿、山菜等の絶品料理が食べられると聞きます。ここも車があればとても行きたかった…。

 小淵沢では、リゾナーレ八ヶ岳の他、時間があるなら白州蒸溜所もオススメです。というか自分がまだ行っていないので行ってみたいスポットです。送迎バスもあるらしいですし、蒸溜所の試飲は車で行くと出来ませんから…。
 お酒のお土産を買うなら、駅から徒歩2分の「久保酒店」というお店がいいらしいです。(ガイドブックの受け売り)


 さて、こんな風に、車が無いと清里を回るのは結構大変です。実際、車で来る人が大半のようです。電動アシスト付き自転車をレンタルする手もありますが、清里全体が八ヶ岳山麓に位置しているので、傾斜だらけの土地だという点は留意すべきと思いました。観る施設も、レストランやカフェは高原の一軒家というムードを大切にしているのか、駅から離れたところに点在しています。なので徒歩で回るのはなおさら至難の業のように思います…。
 清里ピクニックバスという手もありますが、本数が少ないのがネックです。運営する側も、本数を増やせば経費が増えるが便利になる一方、採算を合わすためには本数を絞るので不便になりお客さんも寄り付かなくなる、というトレードオフに悩んでいる…のかな。
 今回は上手く乗り継げたのでよかったのですが、それでも1箇所は徒歩になりました。

おまけ : 清里について

ここには、旅行で見て思った清里の現状等について書く予定ですが、面倒なので空白にしてあります。


この旅行記へのリンク
[旅行]諏訪・清里 1日め
[旅行]諏訪・清里 2日め
[旅行]諏訪・清里 3日め

0 コメント to “[旅行]諏訪・清里 3日め”

コメントを投稿